どんなに手を伸ばしてみても、君にはぜったいに届かないみたいだ、、、
美しいバラードです。
SHINeeはダンスのイメージがあるかもだけど、バラードも、みんな歌が上手くて極上。
1番のサビの切なさ是非聴いて(T^T)
なんて声に感情を込める人なんだろう。
ジョンヒョンて人なんだけど。((∩´∀`∩)💕)
歌詞を書いたのも、ジョンヒョン君です。
直接的に歌詞で歌ってはないけれど、タイトルから、「君」を「月」になぞらえているのが分かります。
6.23とは、この曲が作られた2013年の年のスーパームーンの日。
月が一番近づいた日。
なのに、君にはぜったいに届かない。
いっそうせつなくなります。
まったく、なんてロマンチストなんだろう。
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ところで、わたしは個人的にどうしてもこの曲とセットで思い出しちゃうことがあります。
それは、
「月が、地球から少しずつ離れていっている」
という話。
月は毎年数センチずつ地球から遠ざかっているのですよね。
これ、学生の時に般教で天文学の授業を受けた時に聞いた話で、その理由がなんとも物理的でカッコよかった。専門外で文系の私にはとても新鮮で、なんだか忘れられません。
当時のノートを引っ張り出しながら私なりに理由を解説しますよ。
(正確に理解してるかはわかりましぇん)
結論から言うと、
地球の自転が実は少しずつ遅くなってるから、
月が地球から離れざるを得ない
ということになると思います。
まず、「閉じた系では角運動量の総和は保存する」という、角運動量保存の法則というのがありまして。
角運動量は、[速度]×[回転する物体の半径]×[その物体の重さ]という形で表されます。
月が地球の周りを公転していることをひとつの系ととらえると、地球の自転と月の公転の角運動量の合計が保存される、ということになります。
[速度]は、地球の自転、月の公転の速度、
[回転する物体の半径]は、地球の周りを公転する月の距離
[その物体の重さ]は、月の重さ
と代入されると。
これが一定ならば、何も変化なく宇宙で永遠に同じように回り続けるわけだけど、
どうも地球の自転の速度が遅くなってるらしくて。
月の引力によって潮の満ち干きがありますよね。
あの潮汐力が海水と海底との摩擦を起こしていて、自転のエネルギーが損なわれ、、地球の自転が遅くなってるんだって。
地球の自転の速度が遅くなっている以上、上記の「角運動量保存の法則」で、運動量を一定にさせなきゃならない。
[重さ]は変わらないから、[回転する物体の半径]すなわち地球から月の距離を長くせざるをえず。なので、
月は地球から遠ざかって、辻褄を合わせているのです。(・ω・)ノ(上田風に。)(古い。)
ちなみにこの話と、月が大きく見えたり(スーパームーン)小さく見えたりする現象とは、別ですよ。
…説明って、難しいな(´・・`)
こんな理系な話を書いておいてって感じだけど、
私は満月のたびに、あの月が明るく輝くのを見ると、愛おしくて胸がきゅんとなるのを抑えられない。
多くのシャウォルもそうじゃないかな。
だって、ジョンヒョンがあそこにいるみたいだって思うから。