もう一月が経ってしまうけど、11/19に、King Gnu初東京ドーム公演をみてきた。
初めて見た、生King Gnuは、すこぶるカッコよかった。
一緒に行く人いないから、初めてムスメを同伴した。
16歳という多感な時期に、初めてのライブ経験がKing Gnuってステキ!
とワタシは思うけど、本人はどう思ってるか知らない。
半年前にチケットが取れてからずっと楽しみで、何日も前からはそわそわして、
物販も充実しており、何を買おうかな♩てなって。
こんな気持ちにさせてくれるアーティストは久しぶりだった。
アルバムもたくさん聴いて予習をしていた。
なんでこんなにドラマチックな音楽が描けるんだろう。
全部の曲が全然違う趣向を凝らしていて、聴いていて面白くて仕方ない。
どんな感性でいれば、こんな詩が出てくるんだろう。
シングルになってない曲達もいちいち良い。
やばいやばい。
ただそんな中、今年の夏にシングルで出ていた「雨燦々」は、私の中でイマイチ刺さらなかった。キングヌーなのに珍しい。
それだけ信用してるバンドだったから、あれ?ってなった。
ただ、ライブ映えする曲だろうな、とは想像できた。
席はアリーナの後ろで完全に埋もれ、なかなかナマの常田大希が見えないㅠㅠ
巨大スクリーンのおかげでなんとか。
いややはり生ツネタを拝まねば帰れまい、と
最後の方に、文字通り一目、肉眼で確認した。
下向いてギター弾いてた(そらな。)
廃墟のような後ろのセットが秀逸で。
スクリーンに映ると、4人が本当に廃墟の中でライブやってるみたいに見えた。
オシャレだなー。
KーPOPのライブを見慣れすぎていて、
あ、セットとかお衣装変えないのか
などと思ってしまった💦
そりゃそうだ。
花道や衣装チェンジやセットチェンジや銀テープなんかないよ。ひたすら演奏を聴かせるバンドのライブよ。
ライブハウスからそのままハコがドームになっただけなんで。
って背中で語ってた(たぶん。)
(あ、火薬はあったな。)
聴きたい曲を全部やってくれた。
演奏は確実で。
客もめちゃくちゃ楽しそう。みんな手を挙げて歌ってる。
私の前の人が泣いてた、ってムスメが言ってた。
私は新参者だから分からないけど、King Gnuがこの場所に来るまでの物語が、きっと彼らにもあったんだと思う。
それで案の定、雨燦々は。
ライブ会場で演奏されて、客の声が一緒になって歌われてこそ完成する曲だったんだと分かった
イヤフォンじゃ収まらないくらい、でっかい曲だったんだ。
すごく好きな曲になった。
それでもまだまだ、みんな声出すのをちょっと遠慮しているのは感じた。
これが100%になったらどうなっちゃうだろう!
雨燦々聴きに、またぜったい行きたい。
原曲通りストリングスも入ったら、もっとすごそう。
ムスメも、ちゃんと楽しかったようでなにより。