Nevertheless, I believe in music.

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デカダンス - セルジュ・ゲンスブール

 

原題は、La décadance

 

 



 

さっきNHKフランス語講座をたまたま見て、久しぶりにフランス語を聞いたら色々思い出して懐かしくなった。

学生時代、フランスかぶれに片足つっこんでたから。

 

 

フランス語の音がすごく好きだった。

独特の発音がちょっと笑っちゃうけど、それがめちゃくちゃカッコイイ!

 

リエゾンと言って、前の子音と次の母音をくっつけて発音する法則?が、フランス語独特なのかなと思ってたけど韓国語もそうなんだよね。

意外な共通項。

あとから韓国語を勉強した時に、へ〜同じ!と思って、リエゾンだけはとっつきやすかった。

ちなみにどっちも、未だにちっとも喋れない。

 

 

セルジュ・ゲンスブールの歌は、曲が良くて好きなんだけど、ほんとうは歌詞がミソらしい。

 

機知に富んでておもしろかったり、完全な隠喩でエロしか歌ってなかったり。

 

あーあ、原文で歌詞が分かったらどんなに良いだろう。

 

ジェーン・バーキンとのデュエットのこの歌は、どうやら行為の最中のことを歌ってるらしいんですよ🤫

なのにこの腹立つほど美しい曲!

 

 

ジェーン・バーキンとのデュエットは、もっと有名な「Je T’Aime… Moi Non Plus」もありますね。あの、吐息が凄いやつ。

いや、つくづくイケてるカップルだな…

 

曲のタイトルを訳すと、

(愛してる…俺もそうじゃない)

と、矛盾した、意味のわからないフレーズになるんだけど、

ゲンズブールの不器用さが現れてる感じがして、キュンとなる。知らんけど。

 

ゲンズブールって、ボサボサ頭に無精髭の酒浸りで、なんか自堕落なオヤジ感が漂いまくっているのに、

母性本能くすぐられるっていうのか、

なぜだかキュンとさせられるんだよなぁ。

 

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