SIONの初期の曲で、都会の中で飲み込まれそうになりながら、ぜったい一本立ちしてやるこんちくしょうっていう、すごく生命力のある曲だと思う。
詩の中で、
生まれたその時からもう死に向かって
走り続けるのかい
というフレーズがある。
若い時に聴いてそれがすごく印象的で今まで残ってる。
この曲を聞くまで、そんな考え方したこともなかった。
へーそうか、今死に向かってるのか。
私事、今日は誕生日で、歳の数について今まであんまり気にしてこなかったのだけど、
今この先の数字がちょっと怖いというか、どう迎えたらいいんだろう?というような初めての感覚を感じている。
たぶん、私の人生は折り返されたんだろうと思う。
ここから先はもう、
死に向かって一直線なわけだ。