Nevertheless, I believe in music.

いつもあなたといたいから。偉大なミュージシャンとその音楽を記憶する場所です

Sparkle - 山下達郎

関ジャム 完全燃showで、山下達郎さんのインタビューが2週にわたり放送されたのを見た。

 

私は山下達郎のことを全然しらなかったのだけど、いっぺんに好きになってしまった。

 

めっちゃよく喋る方ですごく面白かった。

 

曲はいくつかもちろん聞いたことがあったし、硝子の少年はここでいつか書こうと思ってたくらい好きだけど、

他にも、こんなにグルーヴィな音楽をやってる人だと初めて知った!

 

 

私は1番は、リズムが素晴らしいと思った。

そして楽器。アレンジも良いの?

よくわかんないけど、こんなに興奮する音楽だったんだね、山下達郎さんて。

 

 

インタビューでは、芯の通った職人みたいな話を終始されてて、すっかり感動してたんだけど、

自分が音楽をやる意味について語ってくれたところで私なぜかすごく泣いてしまった。

こう言ってた。

夏目房之介 on Twitter: "「関ジャム完全燃SHOW」山下達郎特集6月26日後編素晴らしかった。「ポップカルチャーとは大衆への奉仕と人間が生きることへの肯定。音楽をやる意味を常に問い続けないと自分のスタンスが曖昧になる。真面目に仕事してる人のために奉仕するのが自分の役割」(山下達郎)凄い!https://t.co/Qb0hwvDRV5" / Twitter

 

私なんで涙出たんだろ?

 

 

配信では売ってないみたいで、AppleMusicで聴けたのはこれだけ。それでも全部かっこよかったな。

‎山下達郎をApple Musicで

 

久しぶりにCD買おうかなぁ!

傘がない - 井上陽水

どんより雨雲の中にいると、この曲思い出す。

私の雨に対する感情と、この曲から感じる感情が似てる。

 

傘がない

傘がない

 

小学生の頃、父が車で井上陽水の古い曲をいつもかけてる時があって、それで刷り込まれた。

 

改めて今、この曲が入ったアルバム「断絶」を聴いてみる。

 

1972のソロのファーストアルバムだったらしい。

なんつーか、アバンギャルドを感じるわ。

 

え、1972て50年前?!👀

 

50年前の音楽にアバンギャルドを感じさせるって、井上陽水すごい。

 

年寄りになってもかっこいい。

…これ初めて見たけど、ヤバいやつ。鳥肌たったわ。

 

「氷の世界」も名曲だから聴いて。

 

G線上のアリア - バッハ またはRedVelvetのFeel My Rhythm

 

レッドベルベットちゃんが新曲でG線上のアリアをサンプリングした。

Feel My Rhythm

Feel My Rhythm

 

それがすごく良くて、レドベルの曲も好きだけど

G線上のアリア神曲なんだよなぁと再確認したのでした。

 

あー弦楽器のコンサートを聴きに行きたい。



 

RedVelvetのFeel My RhythmのMVもすごくすごく素敵。

 

印象派などの名画にオマージュが捧げられており、

レドベルちゃん達が名画にまぎれこんでひたすら可愛い。

 

可愛いだけじゃなく、毒要素もあってピリピリとスパイシー。

考察班が出動して、MVの世界観を説明してるのを読んだけど、奥深い。

なんでも、「快楽の園」という絵画がモチーフになっているとか。

こんなコンセプトをよく消化できるなぁ。

 

 

これを機に、過去のレドベルのMVを少し遡って見たけど、ほんとに可愛くて映像がきれいでコンセプチュアル。

 

そして、ジョイという子からビタミンパワーが半端なくてかわえぇ(๑♡∀♡๑)。

 

Red VelvetはここでかこにPSYCHOやNaughtyを取り上げたけど、それだけじゃなかった〜。

 

 

G線上のアリアというより、レドベルの話に終始したテヘ。

 

(追記)

その後!レドベルのこのFeelmyRhythmを、

ソウル・フィルハーモニー管弦楽団が、クラシックアレンジで演奏したバージョンが出まして。

これまたすごく良い!

 

FeelMyRhythmがディズニー映画になったみたいで、ピッコロの高音が可愛かったり、弦楽器の優雅さと、ダイナミックなピアノに分厚いティンパニ

中盤のラップの部分は、管楽器の色んな音色でかわいく表現してて好きだった。

クライマックスに向けた音の重なりと盛り上がりで鳥肌が立つ!

 

 

これぞ管弦楽に還元ですな。

 

Dynamite - BTS

KPOPにはたくさんのグループがいてるのに、バンタン(防弾=BTS)ばっかりもてはやされて、悔しかった。

地道にずっとずっとめちゃくちゃがんばってきたSHINeeじゃなくて、なんでバンタンなんだよっ。

 

Dynamiteも全然好きじゃなかった。

近所のアーミーさんに7?のアルバムを借りて聴いたけどやっぱり全然刺さらなかった。

 

じゃあみんな何がそんなにいいんだろう?と思うわけで。

この2年くらい、ちらちらとBTSを観察していた私。

 

Dynamite

Dynamite

 

Dynamiteは、あちこちで聞いた。

息子がやってるゲームのフォートナイトでもコラボしててDynamiteずっと歌ってたし、

あまりにいろんなところでかかるものだから、聞きすぎてなんか愛着がわいては、いた。

 

それで何ヶ月か前、近所の小学校の校庭で小3くらいの子達が運動会の練習をやっていて、Dynamiteをガンガンかけながらみんなでなわとびしてたのを見て、すごく可愛くて、

しかもかなり楽しい気持ちになった。

 

その時から、この曲がむしろ好きになった。

なんかこの曲、楽しい。

 

 

SHINeeファンとしては嫉妬はあるけれど、

これだけ世界中を楽しい気持ちにさせてくれているのはやっぱり凄いし、きっと相応の努力をして頑張ってるんだろうなぁ(たぶん)と思うようになった。

 

 

 

観察を続けて2年くらい経ち、この頃やっっと、メンバーの顔と名前が完全一致した。

それで、なんか観察するのは気が済んだ感がある。


アルバムを聴いても刺さらなかった時点で、たぶん違うんだろうと思うし、アーミーになる情熱も湧かない。

 

じゃあ何が言いたいかというと、

私Dynamiteのおかげで、食わず嫌いしかけてたバンタンが嫌いにはならなかったわけで、

やっぱり音楽って素晴らしい力があるんだな、と音楽に敬服したって話。

 

 

ただ、ですね。

テテという人だけはどうも気になっており、Instagramをフォローしてしまった。

ハイパーどうでもいいけど私のテテ認知完了までを記録しておく。

 

 

BTS観察をはじめてわりとすぐの頃、どうやら彼らは作詞作曲もするらしいとわかり、どれどれ、とソロ曲を聴いてみると、Vという人の曲がけっこう良い。

この時点で、Vさんの顔はわからない。

バンドマンの人がBTSの見分けがつかなくて苦悩しながら脳トレやるっていうブログ読んで、言ってること分かりすぎた。

バンドマンがBTSの「dynamite」で脳トレした話|riddletkhr|note


次に、ファランという韓国ドラマに出ていた、かわいくて愛着沸いてたのに途中で死んじゃった役の男の子、あれもBTSの人らしいと知る。


Butterはあのベースブイブイな曲が好きで、MVを見るようになり、やっとメンバーの見分けがついてきたけど、最後までグクとテテの区別がつかなかった。


で、たまたまBTSのダンスに注目したファン動画を見てみたら、ダンスがやけに、いや、めちゃくちゃ好みの人がいて、

この人がテテさんだとやっと認識した時ようやく、

Vとファランの男の子とダンスがシャレオツなテテとハルカミライ(笑)が同一人物だと繋がった。

 

告白すると、インスタをフォローしたのは、ビジュアル的にも一番好みだったから。ぐふ。

それにこの人、音楽を好きみたいだから、そこも良い。

 


いや、ファンじゃないよ。

最近わたしが興味深く思いながら見てるキングヌーの常田さんとか米津玄師とかと同じ枠で。

 

 

バンタンにはずっと、こんな世の中にカラフルな元気を与え続けてほしいし、世界中のファンの圧に負けずに、長く居てほしいと思う。

 


でもやっぱり、

なんでそこにいるのがSHINeeじゃなかったんやーー

てのは、これからもしつこく悔しく思っている。

 

逆夢 - King Gnu

 



年末の音楽番組で、新曲だと言って彼らが生演奏したのを見た。

うわぁと思った。

 

曲すごい、歌良い、演奏かっこいい、佇まいかっこいい。

 

これが呪術廻戦の映画のエンディングで流れるそうで、これ映画館で大音量で聴いたらさぞ映えるだろうと思った。

これ聴くためだけにも呪術廻戦をすごく見に行きたい。

実際、公開初日に見に行ったうちの小6男子は、

「これ聞いて鳥肌が立った」と言っていた。

 

芸術で鳥肌がたったか。息子よ。(感慨)

 

 

ミュージックビデオを見て、またうわぁとなった。

廃墟の4人の男に、植物と花と弦楽器との調和。

とてもきれいだと思った。

 

 

別プロジェクト“Millennium Parade”も聴いてみたら、こっちも凄い。

ダイナミックでザワザワさせられて、なのに美しい。

 

なんなんだ常田大希って人は。

紅白ではチェロを弾いていたよ(白目)

あのステージかっこよすぎでしょ。

 

 

音楽だけでなく、アーティストなんだろうな。

場末のおばちゃんの所にまで何かがビリビリと届いておるよ。

 

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今日は東京にも雪がもさもさ降った。

枯れ木にこんもり積もった雪が満開の花みたいで、とても綺麗だった。

 

 

今年も、ここに細々と音楽の話をしていこうと思っております。

 

思いついた時に書いてるんだけど、わりとコンスタントに月イチペースだよね。

好きな音楽の話を書きなぐるのはほんとに良い息抜き。

 

私が死ぬ前に、うちの子らにこのblogの存在をばらそうかな。

最近は、葬式での話のタネくらいに思って書いてる。

 

威風堂々 - エルガー

 

オーケストラが来て生の演奏をきかせてくれる、というお知らせをこどもが小学校からもらってきた。

指揮者の名前を見て仰天した。

私の高校の時の音楽の先生であり、部活の顧問だった人じゃないの。

なんて奇遇!

よりによって、なんでこんな辺ぴな小学校にプロのオーケストラが演奏しに来てくれたんだろう?

 

ただでさえ生の演奏は聴きたくてたまらないし、先生元気かなというのもあって、仕事を休んでいそいそと聴きに行った。(保護者も観覧OKにしてくれて良かった)

 

決して子どもが好きって感じじゃなさそうなんだけど、子どもに対しても高い水準で音楽を学ばせ、楽しもうとさせる先生だった。

それを、30年近く経ってもずっと続けておられるんだということを目の当たりにした。

 

1曲目に演奏したのが、威風堂々。

泣きそうになったわ。

 

威風堂々良い曲過ぎるよね。

重低音が鳥肌たつんだ。

いいなあ、こうして大人数で演奏したいなぁ。

行進曲「威風堂々」第1番

行進曲「威風堂々」第1番

 

 

吹奏楽が強い高校だったのでそこを選んだ。

なのに、大会で補欠になっちゃって、腐って1年も経たないで辞めてしまった。私があまりに幼かった。

 

けど、その1年足らずの吹奏楽部での経験は、多分今でもずっと私の芯に入ってると思う。

音を楽しむことを、それまで経験してきたよりもひとつ深い階層で教わったと思う。

3年間続けてたら良かったと、私の人生の大きな後悔の1つ。

 

しようと思えば出来たのに、ご挨拶する気になれなかったのは、それがまだ私の中で燻ってるからだろう。

ほとんど直接関わってないから、先生は私の事は確実に覚えてないと思うけど、ありがとうと言ったらよかっただろうか。

 

聴いてる間、やけに姿勢よく座ってる自分に気付く。

 

「椅子に座る時、背筋を伸ばして浅く腰掛けるのが、実はいちばん楽な姿勢なんですよ」

 

先生の音楽の話はたいして思い出せないのに、その言葉はずっと覚えてるんよ。ハハ。

 

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恋煩い - SHINee

 

とにかく、2′30″からの転調を聴いて。

なんてドラマチックなブリッジ!!

くっそかっこよ過ぎて鼻血出そう。

『ブリッジがカッコイイ曲大賞』を授与したい。

 

この先どれだけ経っても色褪せない曲だと思う。

 

Symptoms

Symptoms

 

この曲のステージがほんとに好き。

曲、歌詞、歌唱、パフォーマンス、衣装、ビジュアル

全方位で完璧じゃん(ため息)。

 

 

静かに、でも地下深くのマグマみたいに、

この頃のSHINeeのエネルギーがうごめいている。

 

メンバーのジョンヒョンが書いた歌詞自体に、

狂気さえ感じるほどのパワーがあって、

それが5人の歌唱と相まって、圧倒される。

 

歌詞が韻を踏んでるから耳に心地いい。

いつか和訳してみたい。

 

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